当センターでは、数理・データサイエンスに関する共同研究に取り組み、これらの活動を通した地域貢献を目指しています。
福知山ラーニングイノベーション・プロジェクト
「ラーニングイノベーション・プロジェクト」とは、GIGAスクール構想(1人1台の学習者用PCと高速ネットワーク環境整備によって子どもたち一人一人に合わせた教育を実現させること)の実現と福知山ならではのICT(情報通信技術)活用教育を推進するために福知山公立大学情報学部と福知山市教育委員会が連携し研究に取り組むものです。
福知山市立小中学校への1人1台タブレット端末(学習ソフト)の導入によって得られるデータを分析し、その結果を学校現場にフィードバックさせ教育改善を図ることを目的とする研究が2021年度にスタートしました。
- 広報ふくちやま2021年6月号(4, 5ページ)で紹介されました。
地域防災研究センターとの協働
上記ラーニングイノベーション・プロジェクトの一環として、本学地域防災研究センターで開発した雨量計を小中学校へ設置し、児童生徒のタブレットで雨量が確認できるアプリの開発を進めています。
企業との共同研究
企業との共同研究に取り組んでいます。数理科学やデータサイエンスが関係する課題があり、共同研究を希望される方は問合わせフォームからお気軽にご相談ください。
以下では紹介可能な事例を掲載します。
実装ライン生産計画の最適化
- 企業名:株式会社 橋電
- 研究従事者(福知山公立大学):渡邉扇之介、畠中利治、木村太郎(情報学部3年)、中根大貴(情報学部3年)、濱弓場誠大(情報学部3年)、牧将太(情報学部3年)、蛭川大嵩(情報学部2年)、井手上哲士(情報学部2年)、神田祐希(情報学部2年)、田中柊兵(情報学部2年)
- 研究従事者(橋電):山﨑美佳、寺山薫、宮崎里沙、足立力
数理最適化またはデータサイエンスにおける理論を応用することによって、生産ラインの最適な計画を行い、システムを構築することを目指します。具体的には以下の3つを行っています。
- 数理・データサイエンス分野の知見を活かした生産計画の立案
- 生産計画立案の自動化
- 事務負担減及び生産工程の効率化
基礎研究
このほか、センター所属の研究員が自身のテーマの基礎研究に取り組みます。