2018年11月8日(木)から11日(日)まで、佐藤充助教と学生1名(地域経営学部3年生・小谷大喜)が、大阪大学国際公共政策研究科赤井研究室が主催する「第15期スマートクルーズアカデミー」に参加し、他大学の学生及び自治体関係者と議論を交わしました。
同事業は、洋上での人材育成をコンセプトにして、2012年度からスタートした取り組みです。複数の大学の学生がクルーズ船に乗船し、日本の寄港地やクルーズ観光のあり方を議論し、クルーズ振興に向けた新たな提案を行うものです。
今回は、11月8日に横浜港を出発する「MSCスプレンディダ」(約13.8万トン・定員3,247名)に乗船し、無寄港で11日に上海に到着する片道クルーズでした。参加者数は37名(教員:7名、学生:30名)で、参加大学は6大学でした。ほかにも、全国クルーズ活性化会議会員の自治体から8名の参加がありました。
船内においては、大学を超えて学生のチームが編成され、プレゼンテーション大会が行われました。全国5港湾の観光ツアーを造成するという課題に対して、小谷さんが参加するチームの提案は、審査員から高い評価を受け、最優秀賞を受賞しました。ほかにも、外国人スタッフや他国からの観光客と交流する機会にも恵まれ、語学力を磨く良い機会となりました。
また、最終日の11日には、上海財経大学日本語学部の学生との交流会も催され、学生同士で、日本と中国との間の違いや共通点に関する話題で盛会となりました。
学生を引率した佐藤助教は、来年度以降も引き続き同事業に参加する方向で調整を進めています。
乗船したMSCスプレンディダ@横浜港
プレゼン大会の様子
上海財経大学の学生との交流会