本学では、平成32年度の情報系学部設置に向け「福知山公立大学新学部設置準備委員会」を設置し、
京都工芸繊維大学、京都大学、大阪大学の協力を得ながら取り組んでいます。
現在構想中の新学部の概要は次のとおりです。
1 平成32年度開設予定 福知山公立大学新学部の概要(設置構想中)
(1)新学部名称
(仮称) 情報 学部 情報 学科
趣旨:情報学および情報技術は、製造業、農林水産業はもとより、官公庁、医療福祉等のサービス分野、
さらには都市および中山間地域の暮らしの改善等、広範な分野への応用・汎用性があります。
情報学や情報技術を応用して持続可能な地域社会の発展に貢献するという設置趣旨に照らし、
シンプルで訴求力のある学部・学科名称とします。文科省と設置認可に必要な調整を行います。
(文科省の指導を踏まえ名称を変更する場合もあります。)
(2)学部の特色など
【入学定員】
一学年 100名(四学年400名)
【特色】
①具体的な事例から出発し、段階的に原理に近づいていくことで専門性を高めていく教育方法(帰納的教育方法)
をとることにより、身につけた情報技術を実社会で活用できる人財を育てます。
1学年よりPBL(課題解決型)学習やフィールドワークを多用し、データサイエンス、
人工知能(AI)、ICT、エンタメ系(メディア・ゲーム)など多様な分野を学びます。
②地域課題への理解を深めるため、既存の「地域経営学部」との共通科目を配置し、
人文・社会科学と情報学による文理連携型の学びを通じて、情報学の高い専門技術に加えて
主体性、課題解決力、創造力など自らの力で地域社会の未来を切り開き、
地域の価値向上と価値創造を実現できる人財を育てます。
【想定進路】
(職種)
・ビッグデータの解析力や経営学の知識により企業等の組織戦略を担う職種
・AIをはじめとした情報技術を活用して新たなイノベーションを生み出す職種 など
(業種)
・IT企業、金融機関、商社、製造業、流通・サービス業、官公庁、医療機関、
1次産業企業・団体等、起業、大学院進学
2 今後の予定
平成31年3月 文部科学省への新学部設置に係る認可申請
平成32年4月 新学部開設(予定)