2017年6月13日(水)、グローバル特別講義Ⅲ(杉岡・谷口)では広瀬栄養父市長を講師にお迎えして公開講座を実施しました。
養父市は北近畿で唯一、国家戦略特区に区域指定されている地域です。
国家戦略特区は、経済社会の構造改革を重点的に推進することにより、産業の国際競争力を強化するとともに、国際的な経済活動の拠点の形成を促進、また国が定めた国家戦略特別区域において、規制改革等の施策を総合的かつ集中的に推進する政策です。
講義では、農業委員会と市町村の事務分担や農業生産法人の要件緩和など、養父市で実施されている様々な規制改革メニューの事例やその効果についてお話をいただきました。
また、公共交通機関が不便な過疎地域において現行の自家用有償旅客運送制度を拡充し、地元住民や観光客の利便性を図ることや、医師のテレビ電話による服薬指導の特例など、今後の実現に向けての取組みもご紹介いただきました。