高大議連携による模擬選挙&フューチャーセッションを実施しました

2017.11.14

2016年から選挙権が18歳まで引き下げられましたが、福知山市は前回の参議員選挙において京都府北部の中で最も投票率が低い結果となりました(52.4%)。若者の政治参加、シティズンシップ教育のあり方を考える機会として、議会改革が進む福知山市議会、近年主権者教育のモデル校として取組みを展開している大江高校と連携し、「模擬選挙&フューチャーセッション」を2017年11月10日(金)の地域協働論(杉岡准教授)で実施しました。当日は丹波市議会議員の方も見学されました。

講義を担当した杉岡准教授は今年の11月から総務省の主権者教育アドバイザーに就任されています。最初に若者投票率をめぐる現況について講義がありました。10代の投票率は全体の平均を下回っており、投票方法の改善より個々人が投票する意思を持つことの重要性について説明がありました。
その後、模擬選挙用に作成された、立候補者のマニフェストを見ながら、実際に選挙で使用される投票箱と記載台を使用して参加者全員が投票しました。
投票終了後は市議会議員、大学生、高校生がグループにわかれて、「地元の議会(政治)と若者の距離を縮める方策」についてワークショップを行いました。参加された議員の方からは「高校生や大学生の皆さんの議会や政治参加に対する意識の高さに驚かされた。このような意見を今後も議会活動に反映できるように努めていきたい」との感想をいただきました。

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