2025年3月11日(火)、東日本大震災の被災地である岩手県野田村で開催された「2025野田村3.11ミーティング」(主催:チーム北リアス)に、本学地域防災研究センターの水口学センター長、地域経営学部の大門大朗准教授、職員、学生が参加しました。
野田村に到着した3月9日(日)、映画『浅田家!』でも紹介されている「チーム北リアス写真班」の写真返却活動に参加しました。津波で被災した写真のデジタル化が進められており、本学の教職員もデジタル化作業を手伝いました。返却会に参加した野田村の住民の中には、親族の写真を見つけることができた方もあり、継続的なボランティア活動の意義を改めて感じる機会となりました。
翌3月10日(月)には、野田村の復興状況について野田村役場職員の案内のもと、視察を行いました。被災直後の状況に加え、野田漁港でのホタテ養殖の取り組みなど生業の再生、高台移転による復興事業など、この14年間で進められてきた復興の歩みについて理解を深めることができました。
3月11日の本ミーティングでは、野田村の現状報告やチーム北リアスの取り組みの紹介、さらに能登半島地震の被災地でのボランティア活動の様子について報告が行われました。本学からは大門准教授が登壇し、継続的に実施している災害ボランティア活動について報告しました。
本学では今後も、被災地での支援活動や復興についての知見を取り入れながら、地域防災の向上に努めてまいります。
掲載紙
岩手日報新聞 2025年3月14日(金)「支援の歩み共有 チーム北リアス」