2024年度地域協働型教育研究報告会を実施しました

2025.02.17

2025年2月15日(土)、地域経営学部による2024年度地域協働型教育研究報告会を本学で実施し、地域が抱える課題にフィールドワークなどを通じて調査・分析・考察した成果を学生が発表しました。

報告会は井上直樹地域経営学部長からの挨拶で始まり、午前中は1年生が福知山市を主なフィールドとして取り組んだ、観光資源の魅力発信、地域産業の活性化、公民館を活用した多世代交流、地域福祉の現状を踏まえた今後の解決方法の検討など、1年間の学びの成果を発表しました。

福知山市夜久野地域で主に活動した学生グループ(担当:神谷 達夫教授、中尾 誠二教授)の発表では「フィールドワークで訪れた夜久野町には沢山の魅力があり、それらを情報発信できないかと取り組んだ。地元産の食材を使った飲食店の紹介動画制作や、特産品である「むべ」に着目した入浴剤の開発、「やくの高原まつり」のキャラクター制作などを地域の方々に協力を得ながら実施した。取り組みは来年度の後輩たちにもぜひ実施してもらいたい」と語りました。

午後からは各ゼミがそれぞれ割り当てられた教室に分かれ、2・3年生は自身のゼミ活動を紹介する展示を行い、4年生は自身の卒業研究の内容をまとめたポスターを作成し、それぞれが教室に訪れた後輩や観覧者に向けて発表を行いました。

3年生でポスター展示を行う学生からは、「高校生の時から公務員の仕事に興味があり、大学でも公共経営や企業経営などについて学んできた。その中で上水道事業の運営方法について日本で民営化する動きをみせる自治体もある一方で、海外では一旦民営化したものの自治体の運営に戻したケースもあり、どう運営していくのが良いのだろうかと疑問を持ち、調査した結果をまとめた」と観覧者に説明を行い、質問に応じる姿がありました。

 

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