「NEXT産業創造プログラム」で取り組む学生主体のプレマーケティング実証
本学は、福知山市から受託する事業「NEXT産業創造プログラム」において、起業に必要な知識の習得をめざすプログラムを実施しています。本事業のPBL型科目の一環として、本学の学生たちが新規事業を立ち上げ、地域活性化に挑戦しています。
12月19日に綾部グンゼスクエア今昔蔵で行われた記者会見には、10社以上のメディアにご参加いただき、大きな注目を集めました。現在実施中(2024年12月27日から2025年2月16日まで)のクラウドファンディングでは、地域経営学部2年生の濱本菜那さんが商品開発を、3年生の菅谷快晴さんが情報発信を担当し、それぞれの役割で実証を牽引。学生たちの主体的な取組が、地域資源を活用した新たな価値創造に繋がりつつあります。
地域企業と学生の連携が生みだす新たな価値
このプロジェクトは、地域企業やベンチャーとの幅広い連携が実現しています。綾部市に本店を置く「グンゼ株式会社」、福知山市三和町に本社を置くスキンケアメーカー「Lifexia」(飯渕弘成代表)、さらに東京の学生ベンチャー「きみとなり」(原田朋子取締役)と連携して取り組んでいます。「グンゼ桑の苑」の桑を活用した商品開発は、地域の伝統産業を新しい形で継承する取組であり、地域活性化におけるモデルケースとして期待されます。
桑を活用した「しるくのもと」ブランドの商品開発
今回のプロジェクトでは、グンゼ株式会社綾部本社「桑の苑」の桑を活用した「しるくのもと」ブランドの商品開発が進行中です。ラインナップは、洗顔フォームや泡ハンドソープ、オールインワン美容液、桑の葉入りハーブティー、サプリメントなど。商品は、クラウドファンディングのリターン品として2025年7月ごろに完成予定です。
地域に根ざした活動が生む注目と期待
学生たちが主体となり、地域企業や住民と共に進めるこのプロジェクトは、地域活性化の新しいモデルとして多方面から期待されています。詳細は、以下の新聞記事にも取り上げられています。
掲載紙
- あやべ市民新聞 2024年12月23日(月)1面「桑の葉エキスで潤いを 福知山公立大の学生二人 企業と連携しスキンケア商品開発に挑戦」
- 両丹日日新聞 2024年12月28日(土)7面「桑の葉でスキンケア製品 公立大生ら若者3人 起業の協力を得て開発中」
- 毎日新聞 2025年1月5日(日)17面「桑の葉で肌守る 福知山公立大生ら企業と連携 商品化へCF」
クラウドファンディングの詳細
【クラウドファンディングHP】
「奥京都の恵みがやさしく包み込む。天然100%化粧品で あなたのお肌にくつろぎを。」はこちら
学生たちの挑戦が形作る地域連携の未来に、ぜひご注目ください!