2025年1月6日(月)、講義科目「計測工学(担当:情報学部 池野英利教授)」では、奈良先端科学技術大学院大学物質創成科学研究科から浦岡行治教授をゲスト講師に招聘しました。
浦岡教授は松下電器産業株式会社で半導体研究センターや液晶開発センターでの勤務経歴があり、講義では「半導体デバイスの進化を支える発光計測技術」をテーマに、半導体とは・半導体の歴史・研究紹介・発光解析技術・まとめについて説明が行われました。
浦岡教授は「現代になくてはならない半導体デバイスは、産業のエンジン。基本となるトランジスタの働きや、半導体の特徴、半導体でどんなことができるのかなど、ぜひ知っておいて欲しい」と図を用いた説明や、半導体の歴史を解説する際にはトランジスタを発明したアメリカの発明家:ウィリアム・ショックレーの紹介で冗談を交えながら解説するなど、学生にとって分かりやすいよう工夫された講義が行われました。