2024年12月7日(土)、本学と北京都ジョブパーク、福知山市、舞鶴市、綾部市が主催するキャリアイベント「業界・企業研究会 in 福知山公立大学」を本学で実施しました。
業界・企業研究会には行政機関や医療機関をはじめ、IT、小売、製造、金融、食品、旅行、サービスなど34の企業・団体が参加し、スーツに身を包んだ3年生と大学院1年生に向けて、業界の特徴や各社の事業内容、強みなどを紹介しました。1ターンあたり25分の企業説明と5分の移動時間が設けられ、計4ターンを実施し、学生たちは興味をもったブースを自由に訪問しました。
流体制御関連機器の製造・販売を行う株式会社PILLAR(本社:大阪府)の人事担当者からは、「夏のインターンシップに参加してくれた情報学部の学生さんがブースに訪問され、理系学生は企業内でどんな活躍の場があるのかという質問があった。情報学部の学生さんには機械設計や社内インフラでの活躍を期待している」というコメントや、京都府警察の人事担当者は「年々深刻化するサイバーテロ対策のため、警察組織の対処能力向上に大学で培った知識やスキルが活かせるのではないか」というコメントがあり、学生に対する丁寧な説明が行われました。
また、保護者を対象に「保護者のための就活勉強会」も同時に実施され、北京都ジョブパークの担当者から就職支援のポイントとして、親世代と比較した就職活動を取り巻く状況の変化や、地方就職者向けの支援施策の説明、保護者ができる就職支援等について、説明がありました。
業界・企業研究会の前に実施された3年生や大学院1年生を対象としたキックオフセミナーでは、ライフラボの野田倫代氏から、業界・企業研究の進め方や選び方、情報収集の方法、アパレルスタッフによるスーツの着こなしチェック、プロのカメラマンによる証明写真の撮影会が行われました。2年生を対象とした、北京都ジョブパークの担当者による直前セミナーにも、多くの学生が出席し、熱心にメモを取る姿もありました。
キャリアイベントに参加した地域経営学部3年生の学生からは、「既に就活を進めている友人がいて、焦りを感じて今回参加した。ブース訪問時には緊張していたが各企業の皆さんが優しく声をかけてくれて、リラックスしながら聞くことが出来た」と笑顔で報告がありました。
掲載紙
- 両丹日日新聞 2024年12月11日(水)3面「気になる仕事をチエック 業界・企業研究会 34ブースに学生100人」