地域活性化策コンテスト「田舎力甲子園2024」最終審査会が実施されました

2024.12.09

2024年12月7日(土)、田舎力甲子園実行委員会主催による地域活性化策コンテスト「田舎力甲子園2024」最終審査会がオンライン(Zoom)で実施されました。

今年で12回目の開催となった「田舎力甲子園」は、本学地域経営学部3年生の後藤結衣さんと情報学部4年生の堀井一壽さんによる司会進行のもと、田舎力甲子園実行委員長の地域経営学部・杉岡秀紀准教授から開会の挨拶があり、「応募策はどれも素晴らしく熱戦となるだろう。冬の甲子園、ぜひ楽しんで欲しい」というエールで開幕しました。

最終審査策に選ばれた13策(13校)は、それぞれが考案した「地域活性化策」についてプレゼンテーションを行い、写真や動画を組み合わせて視覚的に分かりやすく説明したり、動画サイトの様に効果音を盛り込んだりと、趣向を凝らした発表を行いました。最優秀賞に選ばれた栃木県立矢板高等学校は、家畜の防災に関する活動について、問題提起から現状調査、避難場所の整備や避難訓練実施など、産学官民を巻き込みながら展開した事例の数々を分かりやすく紹介しました。

選考結果を待つ間、地域経営学部・大門大朗准教授による『災害時の「恩送り」から社会の助け合いを考える―福知山公立大生の体験から学ぶ』と題する特別講義が実施され、能登半島地震の支援活動を行う中での課題やその変化、被災地リレーについての説明がありました。

その後、審査員5名による厳正なる審査の結果、下記のとおり最優秀賞1策、スポンサー賞4策、奨励賞3策が決定しました。最後に、田舎力甲子園実行委員長を務める情報学部・橋田光代准教授から「第1次審査の時よりも更にブラッシュアップされた各高校の活性化策は、過去と比べてもレベルが高く、スライドの見せ方や話し方がとても上手かった。各校それぞれ活動は継続しながら、ぜひ全国にも伝えていって欲しい」という閉会の挨拶で終了しました。

当日の様子は、田舎力甲子園のYouTubeチャンネル(→こちら)でご確認いただけますので是非ご視聴ください。

最優秀賞(1策)

栃木県立矢板高等学校「地域と連携した家畜動物の防災システムの構築」

スポンサー賞(4策※順不同)

株式会社京都銀行スポンサー賞

青森県立柏木農業高等学校「“柏農”だからできる!“ありえない”でつなぐ伝統文化 ~ねぷたの継承と地域活性化 “深化”~」

京都北都信用金庫スポンサー賞

京都府立宮津天橋高等学校「みんなで大手川を「良い川」に」

一般社団法人京都府北部地域連携都市圏振興社スポンサー賞

三重県立四日市商業高等学校「商店街の賑わいを取り戻せ ~jkによる挑戦~」

西日本旅客鉄道株式会社京滋支社スポンサー賞

奈良県立商業高等学校「未完成カフェ+Vol.2 ~コミュニティで高める地域防災~」

奨励賞(3策※順不同)

  • 福井県立大野高等学校「すこスコーンdeクリームティー ~ふるさとの恵みをアップサイクル&ブリコラージュ~」
  • 京都府立福知山高等学校 三和分校「有名!無名!福知山の花」
  • 愛媛県立土居高等学校「地域社会と連携した自転車交通安全教育とサイクリング活性化の取組」
掲載紙
  • 両丹日日新聞 2024年12月9日(月)3面「高校生が地域活性策競う 田舎力甲子園 福知山公立大で審査」
  • 京都新聞 2024年12月10日(火)朝刊24面「高校生 地域活性策競う「 福知山で田舎力甲子園」」
  • 京都新聞のオンライン記事はこちら

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