2024年12月7日(土)、学生や一般の方々を対象とした「レーザーカッター体験講座」を本学3号館の「FabLab(ファブラボ)」で開催し、10名が参加しました。情報学部・衣川昌宏准教授が講師を務め、レーザーカッターの基礎知識や操作技術に関する講義を受けた後、実際に図面を作成しレーザー加工を行い、成果物の完成までを体験しました。
午前中は「1.ミニ講義・デモンストレーション」として、レーザーカッターで製作可能な作品や使用できる主な材料についての講義が行われ、線に従って切断する「カット」、線に従って溝を掘る「スコア」、表面をレーザーで削る「彫刻・刻印」など、レーザーカッターの主な機能について説明がありました。
参加者は、メモを取りながら製作物のイメージを膨らませた後、各自のパソコンに専用ソフトをダウンロードし、簡単な図形を作図しました。その後、学生スタッフのサポートを受けながらレーザーカッターを操作し、実際に加工を体験しました。カットや彫刻が瞬時に行われる様子に、参加者は興味深そうに見入っていました。
午後は「2.作図・加工演習」として、午前中に学んだ内容を基に、各自で図形やパーツを作図し、加工用のパソコンに登録後、レーザーカッターで実際に加工を行いました。手のひらサイズのキーホルダーやクリスマスのオブジェ、オリジナルのウッドパズルなど、個性豊かな作品が数分で完成しました。
次回は、3Dプリンタ体験講座を予定しており、2025年1月15日(水)17時まで申込みを受付けています。
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掲載紙
- 両丹日日新聞 2024年12月10日(月)3面「新技術でものづくり体験 福知山公立大導入した機器使う講座」