第3回地域防災連続セミナー「子どもの主体性を育む防災教育」を開催しました

2024.12.03

2024年11月22日(金)、本学地域防災研究センター及び地域経営学部・大門大朗研究室の主催により、第3回地域防災連続セミナー「子供の主体性を育む防災教育」を市民交流プラザふくちやま(福知山市)で開催しました。今回のセミナーには、合計11名の参加者が集まりました。

当日は、京都大学防災研究所巨大災害研究センターの岡田夏美特任助教を講師に迎え、「子供の主体性を育む防災教育」をテーマに講演いただきました。講演では、社会事象と防災教育に関する概念の変遷、子供たちへの学校教育の在り方、日常と地震の関わりなどについて説明されました。

岡田氏は「断層や海溝について全く知らない状態で地震教育が突然始まることは、小学生にとって関係性が分かりにくく、理解しづらいものである。そのため、実際に地震を再現してもらい、それを離れた人に伝える手段を考えてもらうことで難しさを体感し、波形の存在意義を伝えることができる」と述べられました。最後に、小学生の主体性を育むため、地震について五感を使って学べるカリキュラムを検討中であると話されました。

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