地域経営学部の科目「地域経営学特別講義Ⅰ(北近畿の地域創生Ⅰ)」(担当:杉岡秀紀准教授)では、北近畿地域内の首長や副首長、第一線で活躍されるキーパーソンにご登壇いただき、それぞれの立場から地域創生の取組みの現状や課題についてご講義いただいております。
2024年11月18日(月)の講義では舞鶴市の鴨田秋津市長をゲスト講師に招聘しました。鴨田市長は「第7次舞鶴市総合計画 後期実行計画~未来に希望がもてる活力あるまち・舞鶴~」をテーマに、①希望がもてるまちづくり、②安全で安心なまちづくり、③魅力あるまちづくりという3つの柱に基づいて説明がありました。
鴨田市長は3つの柱の説明の中で、令和6年度の取組みとして「2学期から学校給食費の無償化を中学校から先行して開始したこと」や「9月から子ども医療費助成制度を中学生までから18歳までに拡充し、子育て世帯の経済負担を軽減したこと」などについて丁寧に解説があり、学生たちはそれぞれの政策がどのように立案され、政策実現に向けて実施されているか、詳しく学ぶことができました。
また、話題のトピックスとして、大手企業の誘致としては19年ぶりとなる「アイリスオーヤマ株式会社の飲料水工場新設」や、北京都初出店となるBEAMS JAPANがテナントとして入った「”舞鶴赤れんがパーク”隣接地に商業施設「atick」オープン」などの紹介があり、学生たちは大きな関心を寄せていました。
この講義では、今後も北近畿地域内で活躍される下記のゲスト講師の方々にご登壇いただき、北近畿地域の地域創生に関する学びを深めていきます。