第2回地域防災連続セミナー「災害ボランティアの30年を振り返る」を開催しました

2024.11.13

2024年11月8日(金)、本学地域防災研究センター及び本学地域経営学部・大門大朗研究室主催により第2回地域防災連続セミナー「災害ボランティアの30年を振り返る」を市民交流プラザふくちやま(福知山市)で開催しました。

第2回は、渥美公秀氏(大阪大学大学院人間科学研究科教授/日本災害救援ボランティアネットワーク理事長)に登壇いただき、阪神・淡路大震災をはじめとする多数の災害における経験を基にした救援活動と災害ボランティアの現状、これからの災害ボランティアなどについて事例を挙げながら説明が行われました。

渥美氏は、「避難所で実施している足湯ボランティアは、被災者の方の本音を聞く良い機会でもある。時には支援活動改善のヒントになるような発言もあるので、特に学生さんだと話しかけやすくていい」と本学学生が行うボランティア活動にも触れながら、ボランティアが行う細やかな活動事例をいくつか紹介しました。

最後に渥美氏は、これからの災害ボランティアについて「救援活動を広げる(被災地のリレー)、関わり続ける(復興ボランティア)、地元に貢献する(防災ボランティア)ことが大切。無理に防災について考えるのではなく、普段行っていることに防災要素を交ぜたり、地域のお祭りに織り込み、”防災といわない防災”に取り組んでほしい」と述べました。

掲載紙
  • 読売新聞 2024年11月20日(水)朝刊22面「防災や復興支援考える」

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