医療福祉経営学科1年生の演習科目「地域経営演習Ⅱ-F」(担当:岡本悦司教授、川島典子教授、星雅丈准教授)では、北近畿の福祉施設を訪問するフィールドワークを活発に行っています。2024年11月7日(木)には、社会福祉法人福知山学園の松本修理事長をはじめとするスタッフの方々をゲストスピーカーとしてお迎えしました。
市内三和町に本部を置く福知山学園は、従業員数462名を擁し、障害者支援施設、グループホーム、介護老人福祉施設など、多数の福祉施設を運営する市内最大の社会福祉法人です。当日は、松本理事長から社会福祉法人経営の経験をまとめた著書を学生全員に贈呈されました。
松本理事長は「顧客満足(Customer Satisfaction:CS)のためには従業員満足(Employee Satisfaction:ES)が重要である」と強調し、学園の給与モデルを府平均と比較したり、離職率データを示したりしながら、「人を大切にする」経営方針について説明されました。本学から福知山学園に就職した卒業生もおり、当日は理事長に同行していました。松本理事長の力強く、人を引き込む話術に、学生・教員一同、深い感銘を受けました。