2024年10月18日(金)、桃映地区民生児童委員協議会が主催する研修会が本学で実施され、約30名が参加しました。研修会では、地域経営学部・大門大朗准教授が『災害から「人」を守るために~令和6年能登半島地震から福知山の防災を考える~』と題し講演を行いました。
大門准教授は、能登半島での実例を交えながら、平時から地域との繋がりを大切にして「まさか」に備えることや、災害後に地域でどのように外部支援を受け入れるかの受援力が重要であることを説明しました。
講演後の質疑応答では、ペットの避難状況や福知山での防災対策に関する質問が寄せられ、家具の固定や自宅の耐震診断など一般的に「個人の対策」とされることも、実は「地域の対策」として重要であることが示されました。大門准教授は、防災には「小さな声」を発信できる地域力が欠かせないと強調しました。