2024年10月26日(土)、第9回福知山公立大学大学祭「福桔祭」を福知山駅北口公園で開催しました。陽気な騒ぎやお祭りの意味を持つ『Jamboree(ジャンボリー)』を今年のスローガンとして掲げた福桔祭は、ステージ発表や模擬店、企画に参加する方などで終始賑わいました。
当日は、ラジオ番組制作団体「fm学生探偵」が司会進行を務め、軽音楽サークル「UNION」の熱いビートで開幕し、各バンドが1曲ずつ披露していきました。演奏後には「来てもらう人たちに楽しんでもらえるよう、感情を顔に出してパフォーマンスした」と笑顔でコメントを述べていました。その後はDJサークル「Fortune House」、ダンスサークル「ALL FREE」と続き、ステージ発表に見入る人と模擬店でお昼ご飯を買う人などで、北口公園は活気に溢れていました。ダンスサークルの学生からは「想像以上に緊張したが、その緊張も楽しむことができた」と晴れ晴れした表情で語ってくれました。
お昼休憩の間にも落語講談サークルが1席披露し、午後からは吹奏楽サークル「トゥッティ」、アカペラサークル「かんた~れ。」がステージ上で練習の成果を披露しました。その後、ゲストバンド「フリージアン」が歌い始めると、その透き通った声量ある歌声に観客たちは魅了され、手拍子などで盛り上がりました。続く、総勢5組のよしもとお笑い芸人による「よしもとお笑いライブ」では各組のネタが披露後に「だるまさんが転んだ」をモチーフにしたコーナーが行われ、再度会場は爆笑が巻き起こっていました。そして、演劇サークル「青い鳥」、ボーカロイドライブ「Riot…G」によるパフォーマンスで福桔祭の最後が締め括られました。
サークルやゼミ等による模擬店の出店や、豪華景品が当たる抽選会、謎解きイベント「福桔祭ミステリー」、市民交流プラザふくちやまを舞台としたHADO(拡張現実技術を使った最先端スポーツ)、お菓子すくいなど、来場される方々に楽しんでもらえるよう、大学祭実行委員会が趣向を凝らしたコンテンツが実施されました。
来場者からは「両丹日日新聞で連載されている本学学生が紹介する”わたしのふるさと”で同郷の学生がいることを知ってから、大学に対して親近感を持っていました。駅前で大学祭が実施されると知って立ち寄りました」という声や、地元の高校生からは「模擬店で大学生の先輩たちと楽しくお話しできて嬉しかったです」などの感想がありました。
「福桔祭」開催にあたりご協力いただいた地域の皆様、関係者の皆様、誠にありがとうございました。そして、大学祭実行委員会の皆様、事前準備から当日運営までお疲れ様でした。
掲載紙
- 京都新聞 2024年10月27日(日)朝刊28面【サークル発表・ライブ盛況 福知山公立大学祭 模擬店も出店】