2024年10月19日(土)、新梅田研修センター(大阪市北区)で開催された「近畿病歴管理セミナー」の学生・新人発表会において、医療福祉経営学科3年の岡本ゼミ生7名が演題発表を行いました。
全国の病院で勤務する診療情報管理士は、診療情報管理士会や診療情報管理学会を組織していますが、近畿病歴管理セミナーはその近畿支部ともいえるもので、1967年以来の長い歴史を有しています。学生・新人発表会は、診療情報管理士をめざす学生や資格取得後数年の新人の活動を促進するために、昨年から開催されており、今回はその第2回目にあたります。
岡本ゼミの7名が発表した内容は、「標準化死亡比により評価した全国のDPC病院における死亡退院率の分析」で、医療ビッグデータをパワークエリで加工し、データウェアハウス化する手法を学習したゼミの成果を報告するものでした。セミナーの目的には学生の就職活動支援も含まれており、発表後は、近畿一円から集まった約100名の学生と病院との交流会が行われました。各病院の診療情報管理室の職員との個別テーブルでの面談を通じて、病院での業務内容など、就職活動に役立つ情報交換の場となりました。