2024年9月8日(日)・9日(月)、「第2回福知山数理・データサイエンス研究会」が市民交流プラザふくちやま(福知山市駅前町)で開催され、数理科学やデータサイエンスに関わるポスター発表と特別講演が行われました。特別講演では、玉川大学情報通信工学科の西野順二先生、日本大学文理学部の井手勇介先生、京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科の馬強先生をお迎えし、それぞれに基調講演を行っていただきました。
また、ポスター発表には学内外より13件の参加があり、本学情報学部4年生の𠮷川稜さんが優秀発表賞を受賞しました。
▼𠮷川さん(左)と本学情報学部・畠中利治教授
優秀発表賞
タイトル
造血幹細胞とがん細胞の数理モデル
講演者
𠮷川稜さん、松山江里教授(本学情報学部)、渡邉扇之介准教授(本学情報学部)
出展内容
血液中の造血幹細胞とがん細胞の増殖と死滅を表したモデルを、セルオートマトンという離散力学系の数学の道具と、微分方程式という連続力学系の数学の道具を用いて作成しました。実験から得られる実際の細胞の変化との比較を行うことで、より精度の高いモデルが構築されました。
関連URL
第2回福知山数理・データサイエンス研究会 開催報告(本学数理・データサイエンスセンターホームページ)