2017年4月21日（金）、グローカル特別講義Ⅰ（公共経営演習Ⅰ）の講師として大橋一夫福知山市長をお招きしての特別公開講座を実施しました。本講座は一般の方にも公開し、多数の参加がありました。

講義のテーマを「福知山市のまちづくりと地域経営」として、冒頭に福知山市の概要と歴史の紹介がありました。
これからのまちづくり政策では「地域の状況や時代の変化に対応できる力、ヒト、モノ、カネをコーディネートできる力、失敗してもくじけず成功してもおごらず取り組む力を備えた人財育成が求められる」、地域経営では「暮らしの安心・安全を守ること、安定した財政基盤を形成すること、より元気になれるまちづくりに向けて、新たな観光戦略や産業振興の推進等が必要である」等のお話をいただきました。また、実際の取り組みとして福知山市の6つの施策や、平成29年度予算の中から目玉となる事業が紹介されました。

講義の最後に質疑応答があり、出席した学生から「人材育成は分野によって期待度が違うと思うが、どの分野を期待されているか」「観光戦略について、交通整備など観光客の利便性はどのように考えているか」など次々に質問が出ました。
現職の市長の講演を聴講できる貴重な機会に、学生たちは熱心に耳を傾けていました。

当日の様子は両丹日日新聞（2017年4月22日）で紹介されました。