2024年10月3日(木)・4日(金)、地域経営学部・張明軍准教授の研究室は、けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK・京都府相楽郡精華町)で開催された「京都スマートシティエキスポ2024」に出展し、京都中丹いちおし商品の情報発信や代理販売、農産加工品の購買実態調査を行いました。
「京都中丹いちおし商品」は、京都府中丹地域の海、森、里で育まれた農林水産物を活かし、女性の視点で選ばれた魅力的な商品群です。令和6年3月時点で71商品が選定されており、原材料から製造方法、パッケージに至るまで「中丹らしさ」にこだわった商品ばかりです。すべての商品は、以下の「京都中丹いちおし商品一覧サイト」からご覧いただけます。張研究室では、京都府中丹広域振興局から委託された研究の一環として、これら商品の情報発信や代理販売を進め、データマーケティングの研究を行っています。
▼左:京都中丹いちおし商品一覧サイト、右:農産加工品の購買実態に関する調査
▼左:Facebook、右:X
来場者からは、試食品の味やパッケージについて「京都中丹の自然を感じる味わい」「素材の良さがしっかり伝わる」「シンプルでおしゃれ」「贈答用にも喜ばれそう」といった好意的なコメントが多く寄せられました。また、産学官連携の取り組みに対しても「地元の商品が若い世代に広まることは素晴らしい」「学生が販売に関わることで信頼感が増す」といった肯定的な意見が寄せられています。
学生たちは、商品の魅力をPRするために試食提供や商品の説明を行い、来場者からの貴重なフィードバックを得ました。試食品の配置や商品陳列に工夫を凝らし、商品がより魅力的に見えるように配慮した点も大きな学びとなりました。「おいしさを伝える難しさを感じた」という声や「来場者との対話を通じて商品の強みを再確認できた」という意見もあり、学生たちにとって非常に有意義な経験となりました。
次回は、10月12日(土)・13日(日)に開催される福知山市産業フェア、13日(日)の京都中丹いちおしマルシェにも出展し、調査を行います。お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。すべての販売調査結果は、今後のデータマーケティングに活かされる予定です。