学内DXを推進するため、新システム「FUJIN」の開発を進めています

2024.09.04

福知山公立大学では、本学における学内DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するため、令和3年度から本学情報学部が開発した勤務管理システム「YASUMINA+」を運用した労務管理や出退勤のデジタル化、稟議決裁システム「ERINGI」の導入による、経費精算書類及び稟議書における決裁手続の効率化と文書の電子化を実施、ビジネスチャットツール「Slack」を用いた教職員間の情報共有などで、効率的な大学運営の推進を図っています。

本学では、学内のデータを集約し学内外に共有するためのデータ統合システム「FUJIN: Fukuchiyama Universal Joint Information Nexus(※1)」の開発を進めており、この度その実験システム「FUJIN-P」を構築しました。「FUJIN-P」は、「FUJIN」の仕様を明確にし、「FUJIN」の実現可能性を検証するための実験システムです。

「FUJIN」の目標は、大学の日常業務で使われるデータを統合し、データブック(※2)やデジタルサイネージ、スマホアプリを通じて一般に公開することとしており、業務の効率化やデータの正確性の担保、リアルタイムでの数値指標算出によるモニタリング活動も可能となります。

今後は、「FUJIN-P」でデータの整備を行い、公開用のデータブック制作を行うとともに、業務用アプリ開発・試験を経て、「FUJIN」開発に移行する予定です。


(※1)「FUJIN」システムとは…

  • Fukuchiyama:本学の地域性を活かし、地域に根ざした情報システムをめざします。
  • Universal:大学全体を包括し、あらゆる部門のデータを統合します。
  • Joint:異なるデータソースを連携させ、より価値のある情報を創出します。
  • Information:学術研究から運営情報まで、幅広いデータを取り扱います。
  • Nexus:大学の情報ハブとして機能し、効率的な意思決定を支援します。

(※2)データブックとは…大学に関わるデータを集約した冊子

掲載紙
  • 両丹日日新聞 2024年9月26日(木)1面「公立大がDXでデータ統合 「FUJIN」を開発 学内情報を集約・共有、発信」

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