本学では情報教育を通じて、世界で活躍できる人材の育成をめざしています。その一環として、福知山市、丹波市、朝来市の中学生を対象に、情報技術の楽しさを伝える夏休みIT講座を開催しました。「ロボットカー製作講座」には9名、「サウンドクリエイト講座」には5名が参加しました。
ロボットカー製作講座 ~コンピュータ制御で動かそう!~
2024年8月7日(水)~9日(金)に行われた「ロボットカー製作講座」(情報学部・池野英利教授)では、受講者がロボットカーのキットを組み立て、赤外線リモコンを使って制御しました。さらに、床に引いた黒い線を識別して自動走行する機能や、障害物を自動的に避ける機能をプログラミングし、実際に動かす体験を通じて、プログラミングと機械制御の基本を学びました。
サウンドクリエイト講座 ~音をプログラミングしてみよう!~
8月20日(火)~22日(木)に行われた「サウンドクリエイト講座」(情報学部・橋田光代准教授)では、プログラミングの基本要素である「選ぶ」「組み合わせる」「繰り返す」を駆使し、音楽を作り上げる楽しさを体験しました。受講生たちは、iPadにインストールされたGarageBandを使い、作曲家のように音楽のストーリーを作り上げました。音楽の中にプログラミングの概念を取り入れることで、創造力と技術力を同時に養いました。
両講座とも、学生アシスタントが参加者に寄り添いながら、わかりやすくサポートしました。受講生からは、「ロボットカーが、プログラミングによって自動で線に沿って動くのが面白かった」「音楽を作る楽しさについて学ぶことができた」などの感想が寄せられました。
本学は今後も、地域の子どもたちに向けたIT教育プログラムを積極的に展開していきます。