2024年7月23日(火)、地域経営学部の講義「地方自治論」(担当:杉岡秀紀准教授)の一環として、特別公開講座「地方自治の最前線-豊岡市と京都府の事例から考える-」を本学で開催し、前京都府副知事で現在は京都府助言役(参与)の山下晃正氏をゲスト講師に招聘しました。
講義では「京都発・新産業の創出」をテーマに、京都の産業は学問・芸術・宗教など高い文化水準に支えられたものが多く、世界に類を見ない産業になったことや、老舗企業の経営の価値観について、今後の京都の成長イメージの説明などが行われました。
山下氏は最新のニュースを話題に話題に挙げ、「未来の産業政策を策定するためにはまずファクトチェックが欠かせない。色々な情報に惑わされることなく、事実は何なのかを見極める必要があり、これは産業政策に限ったことではない。」と語り、身近な話題や自身の経験談を織り交ぜながらの講義に、学生は終始関心を持って聴講していました。