2024年7月15日(月)、地域経営学部・川島典子教授が、アメリカのコロラド州ボールダーで開催されたナチュラルハザーズワークショップ(主催:ナチュラルハザーズセンター)で、防災機能付き「独居高齢者の見守りロボット」や、福知山市の災害時ケアプランなどについてポスター発表を行いました。
川島教授は、日本学術振興会の科学研究費助成事業(基盤研究B)の助成を受け、本学情報学部の倉本到教授や、本学地域経営学部の岡本悦司教授、同志社大学社会学部の立木茂雄教授、京都大学防災研究所の矢守克也教授らと共に、防災機能と健康管理機能などを有する「独居高齢者の見守りロボット」を開発しています。
同様の研究は、まだ国際的にも珍しく、オーストラリアやアメリカの研究者から、「非常に興味深い研究だ」というコメントがありました。
ナチュラルハザーズワークショップは、今年で49回目を迎える伝統ある防災に関するワークショップで、コロラド大学ボールダー校のあるボールダーで毎年開催されています。今年も、世界中から約300人の研究者と実践者が集まりました。
川島研究班では、今後も福知山市の防災福祉の先駆性に関して、日本全国のみならず世界に発信して参ります。
掲載紙
- 両丹日日新聞 2024年8月22日(木)3面「独居高齢者の見守りロボット研究を発表 公立大の川島教授米国のワークショップで」