「地域資源論」で福知山踊振興会の田村会長から福知山踊りを学びました

2024.07.19

2024年7月5日(金)、講義科目「地域資源論」(担当:地域経営学部・谷口知弘教授)では、福知山踊振興会の田村卓巳会長と踊りの指導者7名をゲストに招き、福知山踊りについて学びました。

福知山踊りの講義は5年ぶりに実施され、谷口教授は「地域資源である郷土芸能の価値を再創造していくことが大切で、伝統をどのように今の時代に合わせて残し、次へと繋いでいくかを考えるきっかけにしてほしい。」と話し、過去の福知山踊りの様子をスライドに投影し紹介しました。

今年は8月12日から開催される令和6年度福知山ドッコイセまつりを前に、田村会長から福知山踊りの歴史について説明があり、明智光秀の命により福知山城を築く際の領民が資材を運ぶかけ声「ドッコイセ」がはじまりであるという言い伝えや、振り付けの手数が16と複雑であるため、日本一難しい盆踊りと言われていることなどが解説されました。

その後、実際に福知山踊りの振り付け指導があり、「指先までしっかり伸ばす」「手を叩く仕草は顔の前で」「手の動きは肩から上に」「声を出して歌いながら」などのポイントを伝え、16手数を1つずつ学びました。最後には全員が教室いっぱいに大きな2つの円を描くように広がり、音楽に合わせて踊りを楽しみました。

掲載紙

毎日新聞 2024年7月10日(水)朝刊19面【郷土芸能で風土に触れて 福知山公立大生ら踊り学ぶ ドッコイセまつり】
毎日新聞のウェブサイト記事はこちら
ラサンカ8月号 2024年7月23日(火)発行【初めての福知山踊り輪になって踊ろう 公立大生がドッコイセ学ぶ 若い世代に伝統をつなぎたい】

(ラサンカ提供)

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