2024年6月22日(土)に、「みんなでコラボin中丹」(中丹地区PTA指導者研修会、家庭教育支援指導者研修会、中丹地区いじめ・非行防止フォーラム)が舞鶴市中総合会館で開催され、地域経営学部・谷口知弘教授と本学学生が登壇しました。
当日は、中丹地域内(福知山市、舞鶴市、綾部市)のPTA会員、保護者、教員、社会教育関係者、家庭教育支援者など約220人が参加し、「進めよう!人がつながる地域づくり」をテーマに講演とワークショップ形式で学び、話し合いました。
まず、谷口教授が「豊かな子どもをはぐくむために~人がつながる地域づくり~」と題して講演を行い、その後、地域で子どもをはぐくむ実践事例が4組紹介されました。事例の一つとして、本学地域経営学部4年生の福永知捺さんと3年生の吉森萌生さんが、「地域で実践する多世代交流の場づくり〜令和6年能登半島地震被災地での折り紙をツールとしたサロン活動を通して」と題して、能登半島の被災者支援で実施したサロン活動について紹介し、子どもがボランティア活動に参加する意義を発表しました。
参加者は4人ずつのグループでテーブルを囲み、話題提供ごとに気づきを共有するワークショップ(「こども×地域」井戸端談義)を行いました。谷口教授が全体のコーディネーターを務めるなか、子どもの活動を支援する大人の役割や人がつながる活動について、賑やかに話し合いが行われました。
研修会終了後は、登壇者とボランティア参加した福知山高等学校付属中学校の3年生20人との意見交換会が行われました。学生はじめ登壇者は、中学生の積極的な姿勢や考えに刺激を受け、多世代が相互作用する学びの場となりました。