初級地域公共政策士の資格取得に向けた特別講義「コミュニケーション演習」を開講しました

2024.06.12

2024年6月8日(土)、本学地域経営学部で展開する初級地域公共政策士の資格取得に向けたプログラム「地域経営人材育成基礎プログラム」の一環として、特別講義「コミュニケーション演習」を本学で開講しました。

地域経営人材育成基礎プログラムの概要

内容

本学地域経営学部では、地域経営分野においてキャリアアップや再チャレンジをめざす学生や社会人を対象として、地域公共政策の担い手に求められる能力を育成するプログラム「地域経営人材育成基礎プログラム」を展開しています。
本プログラムでは、同学部の開講科目のうち13科目を指定科目として設定しており、受講生はその中から6科目を修得するとともに、特別講義「コミュニケーション演習」を受講することで、一般財団法人地域公共人材開発機構から職能資格「初級地域公共政策士」が付与されます。

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目的

本プログラムでは、北近畿地域の現状を踏まえたうえで、地域社会の多様な資源に新たな価値や位置づけを見出すとともに、地域の様々なセクターと連携・協働することで、地域社会の活力を創生するために必要な基礎能力を育成し、北近畿地域において地域社会に関する様々な理論・政策・地域活動を適切に組み合わせて活用することができる人材を養成することを目的としています。

6/8開講 特別講義「コミュニケーション演習」

本講義は「地域経営人材育成基礎プログラム」を修了するための本学独自の特別講義で、座学・ワークショップ・「地域キャリア実習」の説明で構成しています。当日は地域経営学部2・3年生の学生12名と科目等履修生1名が参加しました。

座学「地域公共人材と地域公共政策士」

地域経営学部・杉岡秀紀准教授が登壇し、京都府北部の人口動向や各種選挙における年代別投票率、各国のジェンダーギャップ指数などの統計データをもとに、地域公共人材の必要性について解説しました。その後、地域公共人材及び地域公共政策士に求められる特性・能力、「地域経営人材育成基礎プログラム」における学びや身につく能力などの概要について説明しました。

ワークショップ「第2の福知山公立大学サテライトキャンパスについて考えてみよう」

「議論・討論・会話・対話」という4つの話し合いの種類の違い、ファシリテーションとワークショップの定義について杉岡准教授が説明した後、学生は複数グループに分かれてワークショップに取り組みました。それぞれの学生が司会進行・タイムキーパー・書記・発表者・観察者(グループの様子を観察・記録する)の役割を担い、「まちかどキャンパス吹風舎のほかにサテライトキャンパスを開設する場合、どこにどのような施設を開設すべきか」をテーマに意見交換を行いました。学生から「地方と都市それぞれの特徴や課題についてバランス良く、幅広く学ぶことができる第2の拠点として都市部にサテライトキャンパスを開設する」などの意見が挙がりました。

「地域キャリア実習」の説明

地域経営学部・大谷杏准教授が登壇し、「地域キャリア実習」に参加するために必要な申請の方法、単位修得までの流れ、今後のスケジュールなどの概要について説明しました。地域キャリア実習は「コミュニケーション演習」の一部として位置づけており、今後学生は地域キャリア実習におけるインターンシップ活動を経て、「初級地域公共政策士」の資格取得をめざします。

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