本学では、災害を正しく理解し、知識や自己防災能力を向上させ、地域コミュニティにおいて活躍・貢献できる防災士を養成する講座「2024年度防災士養成講座」を開講します。
この講座を修了すると、NPO法人日本防災士機構が実施する「防災士資格取得試験」の受験資格を得ることができます。
昨年度は30人(学生:26人、教職員:4人)の方に受講いただきました。関心のある方はこの機会に是非お申込みください。
「防災士」とは
自助、共助、協働を原則として、社会の様々な場面で防災力を高める活動が期待され、そのための十分な知識と一定の知識・技能を習得したことをNPO法人日本防災士機構が認証した者のこと。防災士制度は、平成14年からNPO法人日本防災士機構によって創設されました。
受講対象
- 本学に在学する学生・教職員であること
- 2日間の講義カリキュラムに対面で参加できる方
- 事前レポート課題を提出できる方
開講日時(2日間の受講必須)
- 2024年8月8日(木)9時15分~17時40分
- 2024年8月9日(金)9時15分~17時30分
資格試験日時
2024年8月9日(金)17時40分~18時40分
救急救命講習日時
2024年8月10日(土)8時50分~11時50分 もしくは 12時50分~15時50分
※希望者のみ2回のうちいずれか受講可
開講会場
福知山公立大学4号館講義室(福知山市字堀3370)
受講費用
- 在学生:3,000円(資格取得試験受験料)※ただし、大学奨励金制度(*1)の活用で、受験料は返金されます。
- 教職員:7,000円(資格取得試験受験料3,000円+テキスト代4,000円)
防災士認証登録申請をする場合には、別途5,000円が必要になります。
資格取得試験受験料は前払いで、2024年7月12日(金)までにお振込みください。振込口座は申込者に通知します。
(※1)福知山公立大学教育後援会資格取得奨励金制度
募集定員
100名
受講から資格認証までの流れ
STEP① 福知山公立大学で防災士養成講座を受講する
講座に申込み
① 申し込みフォームから必要事項を送信してください。(申込締切:2024年6月28日(金)16時00分まで)
② 2024年7月12日(金)までに、申込者に通知する振込口座に受講費用(学生:3,000円、教職員7,000円)を振り込んでください。
※振込みが確認できた方に、テキスト「防災士教本」を7月上旬にお渡しします。
※テキストは書店では販売されておりません。資格取得試験はここから出題されます。毎年更新されるので、最新テキストで学習する必要があります。
事前課題レポートの提出
2日間の集中講座では実施しない講目は、事前にテキストを読んでレポートを提出していただきます。
※指定の書式(ワード形式)をメールで送ります。(レポート課題内容は書式に書いています。)
※提出締切:2024年8月5日(月)16時00分までにメール提出、もしくは2024年8月8日(木)までに紙媒体で提出してください。
集中講座を受講
テキストの講目(表1)のうち12講座を2日間の集中講座(表2カリキュラム)で実施します。それ以外の講目を事前レポートの課題にします。
STEP② 大学内で実施する「資格取得試験」を受験する
NPO法人日本防災士機構の資格取得試験(2024年8月9日(金)17時40分~)
- 試験内容:3択式30問出題 ※80%(24問)以上の正答で合格
- 不合格者や病気などで受験できなかった受講生は無料で再試験が可能。翌年度の試験か、近隣地域での防災士試験会場へ出向き受験
- 合否結果はNPO法人日本防災士機構から本人に通知が届きます。
STEP③ 大学内で実施する「救急救命講習」を受講する
福知山消防署が実施する普通救命講習習(3時間コース)
- 「2024年8月10日(水)8時50分~11時50分 もしくは 12時50分~15時50分」のどちらかを受講すれば修了証が発行されます。
- 過去5年以内かつ発行団体の有効期限以内の修了証があれば受講の必要はありません。
- 救急救命講習では、応急手当の基礎知識、心肺蘇生法、AEDの操作方法、大出血時の止血方法、けが・骨折の応急手当、運搬方法などについて学びます。
STEP④ 大学から防災士認証登録の一括申請を行う
登録手続きは、大学で一括申請しますので、合格者の方には別途お知らせします。
防災士認証登録料5,000円が必要になります。
※NPO法人日本防災士機構では所定の手続きで毎月ごとに認証しており、登録が完了すると「防災士認証状」と防災士証(カード形式)が発行されます。
問い合わせ先
福知山公立大学2号館1階 地域防災研究センター(担当:水口センター長)
TEL:0773-24-7100