2024年5月17日（金）、講義科目「地域資源論」（担当：地域経営学部・谷口知弘教授）では、NPO法人丹波漆の小野田さやか副理事長をゲスト講師に招聘しました。

まず、谷口教授の講義では「地域資源を生かす活動を作る理論」と「地域社会の変化から考える」をテーマに説明が行われた後、学生3～4人のグループで意見を出し合い、気づきを共有しました。その後はふりかえりの時間が設けられ、講義とワークを通じて新たな気づきや大切だと感じたこと、地域社会の変化で最も関心を持った変化や変化の要因について、グループで話し合いました。

最後に、ゲスト講師として小野田副理事長が登壇され、福知山市夜久野町で「丹波漆」と呼ばれる国産漆の育成や採取、技術に関する説明があり、漆かき職人の減少や木の育成に10～15年かかることなどの現状が述べられました。

またNPO法人丹波漆は、京都府がコーディネーターとなって地域活動団体（NPO法人やボランティア団体など）と大学生が力を合わせて地域活動に取り組む「学生×地域つながる未来プロジェクト」に参加しており、地域協働型教育研究を学ぶ本学学生にプロジェクトの存在や詳細が伝えられました。