2024年4月10日(水)、東京大学教育学部棟第三会議室にて、福知山市・伊根町・東京大学大学院教育学研究科(附属心理教育相談室)の連携協力に関する協定が締結されました。
本協定を機に、フィールドワーク研究拠点である本学の附属機関・北近畿地域連携機構学校組織レジリエンスユニット(ユニット長:地域経営学部・福畠真治准教授)は、東京大学大学院教育学研究科と協力しながら、両自治体の小学校・中学校の教員を中心に、メンタルヘルス維持と特別支援教育スキル向上の取組みを行ってまいります。
背景
2023年10月に内閣府戦略イノベーション創造プログラム(SIP)第3期「ポストコロナ時代の学び方・働き方を実現するプラットフォームの構築」の研究を受託する東京大学大学院教育学研究科能智正博教授から、本学がフィールドワーク研究拠点に指定され、その実施機関として、本学附属機関である北近畿地域連携機構に学校組織レジリエンスユニットを設立しました。
実践的なフィールドとして、本学から福知山市・伊根町へ研究協力を依頼したところ、研究を進めていくためにはより緊密で包括的な関係構築が必要と判断されたことから、この度、福知山市・伊根町と、SIPの研究を直接受託する研究責任機関である東京大学大学院教育学研究科(附属心理教育相談室)との間で、教員のメンタルヘルス維持と特別支援教育スキル向上に関する連携協力協定が締結されました。
締結式は2024年4月10日(水)に東京大学教育学部棟第三会議室(本郷キャンパス)にて、福知山市から大橋一夫市長、廣田康男教育長、伊根町からは吉本秀樹町長、岩佐好正教育長、東京大学大学院教育学研究科からは勝野正章大学院教育学研究科長、髙橋美保附属心理教育相談室長によって執り行われました。
関連URL
- 本学ウェブサイト「北近畿地域連携機構学校組織レジリエンス・ユニット発足記念シンポジウム」の開催報告はこちら
- 東京大学大学院教育学研究科 能智研究室「語り合い学び合う特別支援教育スキリング・プロジェクト」ウェブサイトはこちら
掲載紙
- 京都新聞 2024年4月17日(水)朝刊16面【東大・福知山公立大・福知山市・伊根町 児童・生徒への指導法悩む 教員サポート体制へ協定】
- 両丹日日新聞 2024年4月17日(水)3面【国家プロジェクトで協定 福知山市と伊根町 東大大学院教育学研究科と】