2024年3月27日(木)、2023年度の学長賞受賞者2名、優秀学生賞受賞者8名を対象とした川添信介学長との懇談会を福知山市厚生会館にて実施しました。学長賞及び優秀学生賞は、当該年度の卒業予定者を対象に表彰する制度です。
出席した学生8名は、4年間の学生生活を振り返り、勉強する中での苦労や今後の抱負などについて川添学長に思いを伝えました。学生は、3月22日(金)に挙行する「2023年度卒業式・学位授与式」で表彰状が授与されます。
学長賞受賞者及び優秀学生賞受賞者と懇談会でのコメントは以下のとおりです。
学長賞 受賞者
伊藤沙也伽さん(地域経営学部 地域経営学科)
- 課外活動で公立大学協会のLINKtopos (全国公立大学学生大会)の学生委員兼近畿 LINKtopos 代表として参加したことや、ゼミ活動でサードプレイスの研究を行い、経営者の方と協働して立ち上げたことなど、充実した4年間になりました。
伊藤光里さん(情報学部 情報学科)
- 情報学部が開設された年に入学し、先輩がいないことでつらいと感じる時もありましたが、先生が親身に相談に応じてくれたことで勉学に励むことができました。自分たちが先頭に立って歩んできた道が後輩たちへの道しるべとなって欲しいです。
優秀学生賞 受賞者
工原愛美さん(地域経営学部 地域経営学科)
- 地域の方との協働がしたいと、福知山公立大学に入学しました。地元福知山市にある新町商店街での交流では、高齢の方にも多数参加いただきました。特に高齢者の人たちにとっては集まるきっかけを自発的に作るのはなかなか難しいことですが、私たち大学生がイベントを企画することで地域の人たちの居場所づくりに貢献できたと感じています。
房崎未空さん(地域経営学部 地域経営学科)
- 2023年12月に開催された「第19回京都から発信する政策研究交流大会」において、高齢者の旅行意欲が70代以降低下することと視覚の衰えには関係性があると捉え、カラーユニバーサルデザインに関する調査を行うなど、学業に励んだ4年間でした。
吉田楓太さん(地域経営学部 地域経営学科)
- ゼミ活動においてプロジェクトリーダーとして高校生と北近畿地域の市町との間に入り、活動を行ったことが印象に残っており、特に母校の高校生と協働できる場が持てたことには感慨深い思いがありました。
田中唯翔さん(地域経営学部 医療福祉経営学科)
- 勉学に力を注いで、在学中に診療情報管理士資格に合格しました。学外では小学校での学習支援員として、算数のプリントの丸つけや質問に応じたりと活動を行い、サークル活動では中学校から続けていたソフトテニスを大学でサークルに入って楽しむなど充実した大学生活でした。
井山友理さん(情報学部 情報学科)
- ゼミ活動で高齢者の見守りシステムを研究し、課題に取り組んだことが印象的です。どうしても数値が取りづらいところは自分たちで実践したりしながら、1人ひとりが調査した部分を最後にグループでまとめて形にすることができました。
水野翔太さん(情報学部 情報学科)
- 時には私生活を顧みずプログラミングを優先してしまうほど、プログラミングにのめり込んだ4年間でした。PBLでは地域通貨について研究を行い、4月からは本学の大学院地域情報学研究科に進学を予定しているので、更に知識を深めたいです。
正木杏奈さん(地域経営学部 地域経営学科) ※懇親会欠席
(受賞理由)
- 福知山市委託事業 NEXT 産業創造プログラムに3 年連続で参加し地域企業と連携して令和3年度は「桔梗石鹸開発の事業化」、令和4年度は「米粉商品開発の事業化」、令和5年度は「万願寺とうがらしアメの事業化」に取り組まれました。
道田真優さん(地域経営学部 医療福祉経営学科) ※懇親会欠席
(受賞理由)
- 1年次より優秀な成績を収め、4年間累積のGPAが医療福祉経営学科1位となりました。1年次及び3年次にも成績優秀者として表彰を受けており、今回で3度目の受賞となります。