京都府主催による「西脇知事と行き活きトーク」に本学学生が参加しました

2024.03.05

2024年3月5日(火)、京都府主催による意見交換会「西脇知事と行き活きトーク」が京都リカレント研修センター(京都市)で開催され、本学から地域経営学部3年生・杉原篤さんが登壇するとともに、同学部2年生・菅谷快晴さん、情報学部2年生・三浦歴さんがオブザーバーとして参加しました。

イベント要旨

本イベントは、西脇隆俊京都府知事が京都府民と意見交換を行い、それらの意見を府政に反映させることを目的として開催されています。
今年度は、冬季に京都府北部・南部それぞれにおいて「京都府内の企業と大学生の交流機会を創出すること」を目的とする就活イベントの企画・運営を行った、杉原さんのほか、京都産業大学・京都女子大学・立命館大学・龍谷大学の学生4人が登壇し、「大学生の府内企業への就職促進に向けて」を全体テーマとして西脇知事と意見交換を行いました。

当日の内容

司会進行を務めるFMラジオ放送局「α-STATION(エフエム京都)」のラジオDJの方から「就活イベントの企画・運営を進める中で府内企業にはどのような魅力があると感じたか」「今後就活イベントの効果を高めるためにはどのような工夫が必要だと感じたか」との質問があり、府北部の就活イベントの企画・運営に携わった杉原さんは「府北部の企業には、地域から世界に発信できる大きな事業や、中小企業ならではの人同士の繋がりの強さなどがあり、とても魅力的に感じた」「今後、同様のイベントを効果的に実施するためには、学生と企業がより近い距離で将来について語り合える場を設ける必要があるのではないか」との思いを述べました。


その後、「府内起業への就職促進に向けた課題・アイデア」について意見交換が行われ、杉原さんは「何か新たなイベントに着手するのではなく、まずは既存のイベント内容をブラッシュアップさせ、質を高めることが重要だと思う」と自らの考えを語りました。西脇知事からは「福知山市で毎月開催されている福知山ワンダーマーケットに行った際に、福知山公立大学の学生が空き店舗を活用した取組みを実施しており、その中にはイベントの様子を見に来ている卒業生の姿もあった。このように卒業後も戻って来たいと思えるような場所づくりを継続することが重要」とのコメントをいただきました。


最後に、オブザーバーとして参加した学生を交えた質疑応答の時間が設けられ、菅谷さんと三浦さんは西脇知事に対して「地元企業のインターンシップに参加し、企業内起業を行う中で、地域を盛り上げるために奮闘している学生への投資があると良いと感じた」「企業説明会の実施形態について、企業担当者と大学生が1対1で座談会を行える機会を増やしていただけるとありがたい」とそれぞれが意見を述べました。


西脇知事は総括として「府内企業の基礎である文化・観光地の魅力を守りつつ、府民の生活と観光収入について考えていきたい。人手不足問題が顕著である現代において、大学生を含む若者の存在は宝そのもの。出来る限り、京都府内に定着いただけるようご協力いただければ嬉しい限りです」と述べられました。
当日の模様は、京都府のウェブサイトYoutubeチャンネルなどに公開される予定です。

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