2024年2月19日(月)、福知山市主催による「令和5年度 市長のまちづくりミーティング」が本学で実施され、本学AIサークル「FGR」が大橋一夫福知山市長と意見交換を行いました。
開催趣旨
福知山市では、住みよいまちづくりやあるべき将来像について、市民団体等と市長が直接意見交換できる機会をつくり、市民のみなさんの想いや願いが市政に反映できるよう「まちづくりミーティング」を実施されています。今回、福知山市のまちづくりに熱い思いを持つ団体として、生成AI(人工知能)に関するセミナーや情報発信、オリジナルのチャットボットを作成できるサービス「GPTs」に関する受注などを行っている本学AIサークル「FGR」が登壇しました。
当日の内容
大橋市長による開会挨拶の後、AIサークル代表の服部凌さんが登壇し、サークルの活動や生成 AI(主に ChatGPT)の長所・短所について紹介するとともに、行政業務のうち文章の作成・要約や、各種データの作成・分析などにおいて生成AIを導入してはどうかとの提案を行いました。また、同サークルが作成した「GPTs」の一つとして、数値データなどを読み込ませることで、それに関するデータの分析・提案を自動で行う「敏腕経営コンサル君」の紹介・実践を行いました。
服部さんは「AIの可能性は無限大。遠くない未来、もっと身近なものになる」と明言するとともに、今後の展望として、AIが採点を行う「AI紅白歌合戦」や万願寺唐辛子の育成体験ゲームなどを実施する北近畿最大規模のAIの祭典を開催したいとの熱い思いを語りました。
意見交換会の最後には、大橋市長と同サークルメンバーがフリーディスカッションを行い、大橋市長から「今後、機会があれば福知山市と連携し、まずは多岐にわたる行政業務の内容を知ってみてはどうか。そこから、AIを活用して職員の業務負担を軽減できるサービスを提案いただければ大変ありがたい」とのコメントをいただきました。
参加した学生にとって、大橋市長と直接お話しができるとても貴重な時間となりました。
AIサークル「FGR」 登壇メンバー
- 服部凌さん(情報学部2年生/代表)
- 石原理央さん(情報学部2年生/副代表)
- 佐瀬康輝さん(情報学部2年生/会計担当)
- 中村応成さん(情報学部2年生)
当日の様子が両丹日日新聞(2024年2月22日付け)で紹介されました。
(両丹日日新聞社提供)