2024年2月17日(土)、地域経営学部による2023年度地域協働型教育研究報告会を本学で実施し、地域が抱える課題について調査・分析・考察した成果を学生が発表しました。
報告会は倉田良樹地域経営学部長からの挨拶で始まり、午前中は1年生が福知山市を主なフィールドとして取り組んだ移住促進や、廃校や公民館の活用、観光資源の開拓、多世代交流、医療福祉などに関する活動について、1年間の学びの成果を発表しました。発表の後には、お世話になった地域の方から発表へのコメントがあり、活動に対する労いの言葉等が贈られました。
午後からは、2・3・4年生の各ゼミがそれぞれ割り当てられた教室に分かれ、ポスター展示による発表を行いました。2・3年生は自身のゼミ活動を紹介するポスターや関連グッズを展示し、4年生は個々が卒業研究の内容をまとめたポスターを作成し、観覧者に向けて発表を行いました。入りたいゼミを検討する期間にある1年生は、2・3年生の各展示に見入り、熱心に質問をしていました。4年生のポスターには、2・3年生が研究テーマの選択や調査方法などについて質疑応答を行う姿が見られました。
最後に川添信介学長から1日かけて実施された報告会について講評があり、「学生の皆さんに期待するのは、地域に出て感情が揺さぶられて変わること。1年生はまだこれから見つけていく段階だが、2~4年生の発表のように意識的に気付きを持って取り組んでほしい」と述べられ、報告会が終了しました。
当日の様子が両丹日日新聞(2024年3月1日付け)に掲載されました。
(両丹日日新聞社提供)