2023年12月22日（金）、本学地域防災研究センターおよび地域経営学部・大門大朗研究室主催による第6回地域防災連続セミナー「しなやかなまち福知山を目指して」を市民交流プラザふくちやま（福知山市）で開催しました。

当日は、大門准教授による進行のもと、宮本匠氏（大阪大学大学院人間科学研究科・准教授）にご登壇いただき「復興で命を守るために：避難「後」の防災の事例から」をテーマに、医療ケアに加えて心理的・精神的なストレスも引き金となっておこる災害関連死が近年の災害の特徴となっていることを踏まえ、直後の避難だけでなく避難後の暮らしを考える必要性についてご講演いただきました。

宮本氏には、同日に本学で行った講義「地域防災論」（担当：大門大朗准教授、水口学地域防災研究センター長）にも特別講師としてご登壇いただき、学生向けの講義を行っていただきました。学生からは、「これまでに起こった災害の死者数の中で、災害関連死の数がとても多いことに驚いた」「また、災害は起きた時も大変だけど起こったあと人々のケアをどのようにしていくかが大切だということがわかりました」などの感想が寄せられました。