2023年12月20日(水)、地域経営学部の講義科目「地域協働論」(担当:杉岡秀紀准教授)では、小林陽子氏(京都府中丹西保健所保健課地域包括支援係)、和田葉子氏(中丹西オレンジロードつなげ隊)、上原亜弥氏(福知山市福祉保健部地域包括ケア推進課)をゲスト講師に招聘しました。
小林氏から「心でつなぐ地域でつつむ認知症」をテーマに、日本人の平均寿命や年齢階級別の認知症有病率、認知症の種類や症状、認知症の方への行政施策などについてお話しいただいた後、和田氏にご登壇いただき、オレンジロードつなげ隊の概要や各地での啓発活動事例などについてご紹介いただきました。
その後、上原氏にご登壇いただき、福知山市における高齢者に関する各種データ、認知症に関する課題、認知症サポーターの養成講座や認知症初期集中支援チームの結成など福知山市における認知症施策の事例などについてご紹介いただきました。
講義の最後には、学生が複数のグループに分かれて「認知症に対して私がいまできることとは?」をテーマにグループワークを行い、「認知症に関する知識を深める」「地域の啓発活動に積極的に参加する」などの意見が挙がりました。