2023年12月2日(土)、京都高大連携研究協議会主催による「第21回高大連携教育フォーラム」がキャンパスプラザ京都(京都市)で開催され、地域経営学部・杉岡秀紀准教授と地域経営学部4年生・上口貴子さんが登壇しました。
本フォーラムは、高校生がどのように問いに出会い、探究を深めていくようデザインできるのか、また大学生は形成した問いのデザイン力を大学での学びに活かして、どのように探究から研究へと展開させていくのか、高校と大学の当事者が共に課題を共有し、「良い問い」を介して、高校から大学への共通基盤を探ることを目的として開催されました。
今年度の全体テーマは「どうすれば良い問いをデザインできるか-高校の探究と大学の研究の共通点を探る-」。第1部では、高大連携推進室員を務める杉岡准教授による司会進行のもと、藤原さと氏(一般社団法人こたえのない学校 代表理事)、佐藤賢一氏(京都産業大学生命科学部 教授/NPO法人 ハテナソン共創ラボ 代表理事)、塩瀬隆之氏(京都大学 総合博物館 准教授)による基調講演がありました。
第2部では、「探究」「理科」「情報」「高大接続」「大学生と高校生との共創」のそれぞれをテーマとする5つの分科会が開催され、「大学生と高校生との共創」分科会において、地域経営学部4年生の上口貴子さんがパネリストとして登壇しました。「大学生と高校生の共創がつくり出す物語とは~高校生と大学生が描く未来~」をテーマに、高校生の実践型探究学習を応援する「高校生マイプロジェクトアワード」に関する活動を報告した他、他大学の学生とのパネルディスカッションに参加しました。