2023年11月30日(木)、京都府中小企業技術センター中丹技術支援室主催による新分野進出支援講座「工程の診断・予測技術 ~統計的品質管理からAI活用への進展~ 」(全2回)がオンライン(Zoom)で実施され、情報学部・畠中利治教授(本学数理・データサイエンスセンター長)が登壇しました。
本セミナーは、ものづくり企業による新分野・新技術への取り組みを支援するため、製造業従事者(特に生産技術や品質・工程管理の従事者)を参加対象として実施されました。
第1回目の講座では、導入としてデータサイエンスの考え方について紹介した後、「統計的品質管理とその基本」をテーマに、統計的品質管理の考え方とその背景、データサイエンスや情報通信技術の発展がもたらしたもの、品質・工程管理における異常検知(故障検出)の手法などについて解説しました。
第2回目の講座は12月7日(木)にオンライン(Zoom)で実施され、異常検知(故障検出)から故障予測や予知保全につなげていく研究の動向や事例について紹介します。