2023年11月17日(金)、本学地域防災研究センターおよび地域経営学部・大門大朗研究室主催による第3回地域防災連続セミナー「しなやかなまち福知山を目指して」を市民交流プラザふくちやま(福知山市)で開催しました。
当日は、大門准教授による進行のもと「“弱さ”の力でつながる地域防災-日本一の津波が来るとされた高知県黒潮町の事例から-」をテーマに、杉山高志氏(九州大学大学院人間環境学研究院准教授)にご登壇いただき、26名の参加者の前でご講演いただきました。杉山氏からは、南海トラフ地震・津波が想定される高知県黒潮町において行われてきた防災の取り組みについて、地域コミュニティの連帯を生み出す「弱さ」をキーワードにお話しいただきました。
同日に本学で行った講義「地域防災論」(担当:大門大朗准教授、水口学地域防災研究センター長)にも特別講師としてご登壇いただき、学生向けの講義を行っていただきました。学生からは「弱さに対しての考え方がネガティブなものからポジティブなものに変わった」「地域住民と協力して災害に備える必要があると思った」などの感想が寄せられました。