2023年10月20日(金)、本学地域防災研究センターおよび地域経営学部・大門大朗研究室主催による第2回地域防災連続セミナー「しなやかなまち福知山を目指して」を市民交流プラザふくちやま(福知山市)で開催しました。
当日は、大門准教授による進行のもと「防災行政とリーダーシップ―2004年台風23号が襲った豊岡市の事例から-」をテーマに、中貝宗治氏(前豊岡市長/一般社団法人豊岡アートアクション理事長/本学客員教授)にご登壇いただき、北近畿圏に甚大な被害をもたらした2004年の台風23号災害の事例を基に、災害時のリーダーとしての判断や責任の重要性に加え、平時における住民の災害に関する理解や被災者への寄り添いの大切さなどについてお話しいただきました。
中貝氏には、同日に本学で行った講義「地域防災論」(担当:大門大朗准教授、水口学地域防災研究センター長)にも特別講師としてご登壇いただきました。学生からは「実際に判断する立場にあった方の話を聞く機会は少ないためとても勉強になった」「リーダーとはどうあるべきなのかについて学ぶことができた」などの感想が寄せられました。