2023年8月1日(火)、地域経営学部・小山元孝教授のゼミ主催による文化財企画展「ロビーで文化財-花の都・京都で福知山踊り-」を福知山市立図書館で開始しました。
本企画展は、福知山市が令和4年度から行っている歴史公文書の整理作業の中で見つかった、大正15年に京都市で開催された博覧会で「福知山踊り」が披露されていたことを示す文書の概要を展示することで、多くの市民の皆様に福知山市の歴史に触れていただくことを目的として実施しています。
展示スペースでは、大正15年の博覧会で配布された「福知山踊り」のパンフレットをはじめとして、大正8年に発売された「福知山音頭」のレコード、当時の町の賑わいを記録した風景写真など合計12点を展示しています。また、小山ゼミの2年生・3年生が作成した展示品の解説パネルも掲示しています。
市から預かった歴史公文書などの整理・調査を担当した2年生の山中結喜恵さんからは「貴重な歴史公文書を丁寧に扱うために全ページを撮影する記録作業が大変だった。また、調査する中で、堅くて読みにくいイメージがあった昔の文書は思っていたよりも読みやすく、当時の人と繋がれた気がして面白かった」とのコメントがありました。
本企画展は8月13日(日)まで実施しており、8月11日(金)には小山教授と田村卓巳氏(福知山踊振興会 会長)が展示品に関するトークを行うナイトライブラリー「福知山踊りの魅力を語りつくす」を行います。
関連URL
文化財企画展「ロビーで文化財-花の都・京都で福知山踊り-」の告知記事(本学ウェブサイト)
掲載紙
- 京都新聞 2023年8月5日(土)朝刊20面【福知山踊り歴史感じて】
- 朝日新聞 2023年8月4日(金)朝刊23面【100年前博覧会で福知山踊り 大正期の文書を発見・展示】
- 両丹日日新聞 2023年8月4日(金)1面【京都博覧会で福知山踊り】
(両丹日日新聞社提供)