地域協働型実践教育成果報告会を2017年2月3日(金)に開催しました。
午前に行われた1部では4回生の各ゼミが発表を行いました。地域経営学科からは、福知山の伝統工芸二俣和紙を使って地元の小中学生と灯篭を製作した「竹林と光のプロムナード祭」、「ゆらのガーデン」の若年層への認知度アップの取り組み、兵庫県豊岡市における教育民泊の調査結果などの報告がありました。 医療福祉マネジメント学科からは、診療情報管理士テキストの出現頻度などから上位50語を抽出した専門用語集を作成し、学会発表を行ったことの報告がありました。
午後の2部では地域で活躍する3名をお招きし、パネルディスカッションを行いました。サンプラザ万助若女将の植野由美子氏、三和地域協議会事務局長の岡部成幸氏、あやべ市民新聞社経営企画室長の平田佳宏氏から、(地域)協働の実践の必要性についてご意見をいただきました。
3部では1回生の各ゼミが発表を行いました。地域経営学科からは、福知山市夜久野町と大江町についての調査結果の報告がありました。地元の祭や集いへの参加を通じて地域住民との交流を図り、インタビュー調査や質問紙調査により分析を行いました。
医療福祉マネジメント学科では、調査研究の手法等の学修を目的に学内での「福知山LIFE満足度調査」を実施しました。食生活、バス、アルバイト、娯楽の点について学生にアンケート調査を実施し、その成果の一部を発表しました。
報告会には夜久野みらいまちづくり協議会の衣川裕次会長、大江まちづくり住民協議会の新宮七郎会長をはじめ、実践教育の受入れ先となっていただいた方々にお越し頂き、感想をいただきました。今年一年の地域協働型実践教育については、内容をまとめた報告書を作成する予定です。
当日の様子は両丹日日新聞(2017年2月6日)で紹介されました。