2022年10月23日（日）、市民交流プラザふくちやま（京都府福知山市）で「“いのち”について考えるワークショップ」（主催：福知山市福祉保健部社会福祉課）が実施され、本学の星雅丈准教授（地域経営学部）と丸谷香カウンセラーがコーディネーターとして登壇しました。

本ワークショップは、様々な社会情勢の変化に伴い、「いのち」をどのように支えていくかが大切な課題となっている今、ワールドカフェ※形式で「いのち」に対する考え方や支え方について多角的に考察し、参加者同士で意見交換を行うことを目的として実施されました。

参加者は3つのグループに分かれ、「いのち」を身近に感じた体験や、「いのち」と「こころ」の違い・つながり、誰かの「いのち」と「こころ」を支えるために必要な支援について、率直な意見をグループのメンバーと共有し、正解のない自由な対話を楽しみました。

参加者からは「普段、当たり前に存在するものとして認識している“いのち”について、改めて考えや知識を深めることができる良い機会でした。このような場で意見を述べるときや、誰かに悩み等を相談するときに、自分の思いを言語化することは簡単ではないと感じました」「悩みを抱えている誰かを支える方法に正解はなく、一人ひとりに合った支援方法を見つけ、向き合っていくことが大切だと感じました」などの感想がありました。

※ワールドカフェ：カフェのようなリラックスした雰囲気の中で、少人数に分かれたテーブルで自由な対話を行い、他のテーブルとメンバーをシャッフルして対話を続けることにより、参加した全員の意見や考えを共有する対話手法

福知山公立大学カウンセリングルーム

本学では、学生の皆さんが大学生活を快適に送ることができるよう、カウンセリングルームを設置しています。勉強のこと、恋愛のこと、人間関係のこと、心配ごとなど、一人で悩まず、誰かに話してみると少し気分が楽になるかもしれません。どうぞ気軽にカウンセリングルームを利用してください。

※開室日時や予約方法等の詳細は、学生ポータルサイトや学内掲示板（1号館1階ホール、4号館1階ホールなど）をご確認ください。