2022年10月1日(土)、本学北近畿地域連携機構市民リエゾンユニット主催の「(仮称)北近畿高大公連携フォーラム設立記念シンポジウム」を本学で開催しました。当日は101人の方が参加しました。
本イベントは、本学北近畿地域連携機構がこれまでに実施してきた高大連携関連事業の成果を発展・継承し、北近畿地域内の高等学校関係者、大学関係者、自治体関係者が新しい知見や情報を得て交流することを目的とする、緩やかなネットワーク体「(仮称)北近畿高大公連携フォーラム」の設立を記念して開催しました。
当日は、川添信介学長による開会あいさつ、北近畿地域連携機構の杉岡秀紀ユニット長による趣旨説明の後、鈴木寛氏(東京大学教授/慶應義塾大学教授/元文部科学副大臣/元文部科学大臣補佐官)による「令和時代における高大連携・接続への期待-探究と研究の架け橋の必要性-」と題する基調講演があり、地方での探求学習の可能性や2020年からの高大接続改革、高校と大学と社会の連携の重要性やウェルビーイング時代の到来等についてお話をいただきました。
後半は、「北近畿における高大公連携の必要性と可能性」をテーマに、大垣喜代和氏(兵庫県立柏原高等学校校長)、中貝宗治氏(本学客員教授/前豊岡市長)、中田愛氏(全国高校生マイプロジェクト京都府パートナー/株式会社ワカルク)、宮下繁氏(京都府中丹教育局長/前京都府立福知山高等学校校長)によるパネルディスカッションが実施され、北近畿地域における高大公連携の意義や可能性、連携実現に向けた課題等について意見が交わされました。
鈴木氏による講評の後、地域経営学部の倉田学部長による閉会あいさつがあり、イベントは盛況のうちに終了しました。
また、イベント参加者の拍手による同意により、組織名称は「北近畿高大公連携フォーラム」となりました。
当日の様子が両丹日日新聞(2022年10月4日付け)に紹介されました。
(両丹日日新聞社提供)