亀井教授のゼミ生が「情報社会学会2022年度年次研究発表大会」で研究発表を行いました

2022.09.24

2022年9月24日(土)、オンライン(Zoom)で開催された「情報社会学会2022年度年次研究発表大会」のWork in Progress部門で、地域経営学部の演習科目「地域経営研究Ⅱ」(担当:亀井省吾教授)に所属する学生7人が「クラウドファンディングにおける関係性の埋め込みと拡張的互酬性-NEXT産業創造プログラムPBLの取り組みを通じて-」と題する研究発表を行いました。

亀井ゼミの学生は「ソーシャルコマースにおける関係性の埋め込みと互酬性」をテーマに2022年度の研究活動を行っており、「2021年度NEXT産業創造プログラムPBL型科目」において、株式会社Mind Leaf (東京都調布市)のクラウドファンディングなどの実証研究を実施しました。

発表論文「クラウドファンディングにおける関係性の埋め込みと拡張的互酬性-NEXT産業創造プログラムPBLの取り組みを通じて-」は情報社会学会のホームページにて公開されています。

学生のコメント

論文作成、学会発表という素晴らしい機会を設けていただき、互酬性や関係性の埋め込みについてとても深い学びを得ることができました。また、難しい内容ではありましたが、チームメンバー同士で分かりやすく説明し合うことでより深い理解ができ、今後の活動にも活かしていきたいと思いました。(地域経営学部地域経営学科3年生 正木杏奈さん、秦瀬怜奈さん)

論文作成においては、高いレベルの内容を学ばせていただき、卒業研究論文作成のノウハウも修得できたと思います。また、発表練習においてもプレゼンにおける重要なポイントを学ぶことができ、本番発表では実際の雰囲気というものを経験することができました。(地域経営学部地域経営学科3年生 山下魁さん、松浦晴空さん)

学会発表に向けて皆が同じ方向を向いて取り組むことで、良い論文と発表に達することができたと感じます。互酬性からなる信頼とビジネスの結びつきを学ぶことができたことも、自分にとって、とても良い経験であったと考えます。また、事前準備の大切さ、チーム全員の目標設定やそれに向けた事前準備を怠らないなど、社会人になっても活かせることを学べました。(地域経営学部地域経営学科3年生 堀江武史さん)

本論文は、私とゼミの他2人が昨年度に参加した「NEXT産業創造プログラムPBL型科目」が実証事例として取り上げられています。とても光栄な事であり、社会的意義のあることをしたのだと改めて自覚できました。(地域経営学部地域経営学科3年生 中武隆人さん、小坂晴さん)

情報社会学会とは

ポスト産業社会としての情報社会のあり方や問題点を学際的に研究する「情報社会学」の確立をめざして設立された学会。各界の連携を通じて、学際的でグローバルな調査・研究を行い、その成果を学術論文や政策提言として広く公表することを目的としています。

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