2022年5月14日(土)、井口和起前学長が講師を務める「井口学長塾 第Ⅴ期~福知山の近代史~」(全5回)の第5回を本学会場およびオンライン(Zoom)で開講しました。
会場32名、オンライン9名の方が受講される中、井口前学長は「福知山と戦争の「記憶」-「満州開拓団」の記憶と記録と語り継ぎ。そして「歴史認識」-」をテーマに、歴史上の出来事を顕彰することや歴史認識として深めること、それらを次世代に語り継いでいくことの重要性、博物館や記念館、歴史家など歴史に携わる仕事をする上での留意点について講義を行いました。
講義の最後には、「歴史上の出来事を語り継ぐためには、自分の意見や考えを絶対視しない寛容さ、個々人の意見や考えを鵜吞みにしないことが重要。異なる意見や考えを共有し、認め合える世の中をめざすことが大切だ」とのお話しがありました。
シリーズ最終回となる本講義の終了後、受講生の方々から感謝を込めて井口前学長に花束とプレゼントが贈られました。
「井口学長塾 第Ⅴ期~福知山の近代史~」の概要はこちら
当日の様子が両丹日日新聞(2022年5月16日付け)と読売新聞(2022年5月18日付け)、京都新聞(2022年5月19日付け)に掲載れました。
【掲載誌】
読売新聞 2022年5月18日(水)朝刊28面「語り継ぐには多様な視点を-福知山公立大前学長・井口さん「学長塾」最終回-」
京都新聞 2022年5月19日(木)朝刊20面「井口学長塾の最終講義-福知山公立大 戦争記憶継承テーマ-」
(両丹日日新聞社提供)