2021年7月29日(木)、福知山公立大学まちかどキャンパス吹風舎で「百貨店×大学~酒づくりのコンセプトからマーケティングまでを学び考えるワークショップ」を開催しました。
本学では、若宮酒造株式会社、綾部高校、京都工芸繊維大学と協働し、この春から産学連携による酒づくりのプロジェクトに取り組んでいます。今回は、本プロジェクトの一環として日本酒のマーケティングを学ぶワークショップを開催し、地域経営学部の谷口知弘教授のゼミ生が参加しました。講師に若宮酒造の商品を販売する株式会社ジェイアール西日本伊勢丹の片山善誉氏を招き、百貨店の酒販売の現状や購買客層の変化などについてお話をいただきました。
ワークショップでは、谷口ゼミの学生が「日本酒×若者~素敵な関係づくりを促すイベント」を提案しました。日本酒に馴染みがない若者に向けて、日本酒を加工した商品の方が手に取りやすいと考えた「日本酒スイーツの試食会」や、日本酒の入口として日本酒カクテルを試飲する「Entrance of Sake」など様々な提案がありました。
今回のワークショップの中で、片山氏から「私たち百貨店人は、モノ作りができません。作っていただいたモノに価値を加えて販売を行うことが仕事です。作り手の思い、商品への思い、一つの商品に関わっている様々な人たちの思いを消費者であるお客さまに伝え喜んでいただき、そして購入していただくことが最も大切です」とのお話をいただきました。
あやべ市民新聞(2021年8月4日付)、両丹日日新聞(2021年8月7日付)、北近畿経済新聞(2021年8月11日付)に当日の取り組みの様子が紹介されました。
(あやべ市民新聞社提供)
(両丹日日新聞社提供)
(北近畿経済新聞社提供)