2021年7月13日(火)の地域経営学部の地方自治論(杉岡秀紀准教授)では、中貝宗治前豊岡市長をゲスト講師として招聘しました。
「豊岡の挑戦」と題し、コウノトリも住めるエコバレー(環境経済)、インバウンドの促進、深さを持った演劇のまちづくり、ジェンダーギャップの解消などの自治体政策をなぜ展開してきたのか、合併前を含め5期20年市長を務められた立場から様々なお話をいただきました。
「地方創生は人口緩和政策」「小さいをsmallではなく、localと訳す」「目的地を示すのがリーダー」「トップの仕事の9割は責任感」「事実に学ぶ」「コミュニケーション力とは共感力。自分で誰かの靴を履いてみる力」などのメッセージもいただき、多くの学びに繋がりました。
参加した学生からは「公務員を目指している自分にとってトップを経験された方のビジョンを聞けたのは非常に貴重なものだった」「専門職大学や演劇から生まれる人流を生かしたまちづくりができていると思った」「感情論ではなく客観的な視点を持つことで、いまの自治体に何が足りないのかがはっきりと理解できた」「中貝前市長のお話を聞いて、もっともっと知識を身につけ、広い視野を持ちたいと思った」といった感想が寄せられました。
地方自治論(杉岡秀紀准教授)でゲスト講師を招聘しました
レポート 2021.07.13